新幹線を利用する機会が多い方にとって、少しでも交通費を節約できたら嬉しいですよね。そんな方におすすめなのが、JREカードです。駅ビルでの買い物やSuicaへのチャージ、そして新幹線のきっぷ購入でもポイントが貯まるこのカード。
今回は、私自身の利用経験を踏まえながら、JREカードのお得情報と、他のビューカードとの違いについて詳しく解説します。
JREカードとは?
JREカードは、JR東日本グループが発行するクレジットカードで、駅ビル「アトレ」や「グランデュオ」、「ペリエ」などのJRE CARD優待店やSuicaチャージなどでJREポイントが貯まるのが特徴です。
年会費 | 初年度無料、2年目以降524円(税込) |
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ポイント還元率 | 0.5%(優待店では3.5%) |
国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB |
主な特典 | 駅ビルでのポイントアップ、Suicaチャージでのポイント付与 |
特にJRE CARD優待店(アトレ・ペリエ・グランデュオなど)で買い物をすると、なんと3.5%もの高還元率でポイントが貯まります。他のクレジットカードではなかなか見ない高還元なので、駅ビルをよく利用する方には大きなメリットです。
私も日常的に駅ビルでの買い物やSuicaへのチャージ、そして特急券の購入にJREカードを利用しています。駅ビルでの買い物ではこの3.5%還元のおかげで、ちょっとした買い物でも意外とポイントが貯まるのが魅力です。
JREカードで新幹線代をお得にする方法
JREカードを使えば、新幹線のきっぷ購入時にJREポイントが貯まります。特に「VIEWプラス」対象のえきねっとやモバイルSuicaでJREカード決済すると、通常の6倍(3.0%還元)のポイントが付与されます。
例えば、大宮〜新潟間の新幹線指定席(片道10,530円)をえきねっとで予約・決済した場合
10,530円 × 3.0% = 約316ポイント
片道で約316ポイント、往復で約632ポイントが貯まります。新幹線を利用するたびにこのポイントが貯まるので、年に数回利用するだけでもお得感が実感できるでしょう。
なお、VIEWプラス対象はえきねっと・モバイルSuica・一部特定商品での決済です。指定席券売機やみどりの窓口での購入は対象外となるためご注意ください。
また、VIEWプラスによる3.0%還元はJREカードに限らず、他のビューカードでも共通の特典です。そのため、新幹線のきっぷ購入に限れば、ビックカメラSuicaカードやビューゴールドカードなど他のビューカードでも同じ還元が受けられます。ただし、駅ビルでの3.5%還元やJREポイント加盟店での優遇はJREカード限定の特典です。新幹線以外でどのようにカードを使うかも含めて選ぶのがおすすめです。
ビューカードの種類を比較
JREカードと他のビューカード(ビックカメラSuicaカード、ビューゴールドカードなど)にはどのような違いがあるのでしょうか?以下の表にまとめました。
カード名 | 年会費 | Suicaチャージ還元率 | 駅ビル還元率 | VIEWプラス還元率 (JRきっぷ・グリーン券購入時) |
主な特典 |
---|---|---|---|---|---|
JREカード | 初年度無料 2年目以降524円 |
1.5% | 3.5% | 3.0% | 駅ビルポイントアップ、JREポイント加盟店優遇 |
ビックカメラSuicaカード | 初年度無料 2年目以降524円 |
1.5% | なし | 3.0% | ビックポイント併用可 |
ビューカードゴールド | 11,000円 | 1.5% | なし | 8.0% | 年1回グリーン車利用券(4枚)、旅行保険、ラウンジサービス |
このように、JREカードは駅ビルでの3.5%還元が他のビューカードにはない大きな強みです。私自身、アトレやペリエで日用品やファッション雑貨を購入する機会が多いため、毎月の買い物でポイントがどんどん貯まるのを実感しています。
JREカードがおすすめな人
駅ビルのJRE CARD優待店での3.5%還元は、日常の買い物がそのまま高還元に直結するのが大きな魅力です。例えば、月に1万円駅ビルで買い物をすれば毎月350ポイント、年間で4,200ポイントが貯まります。年会費が524円なのですぐに元がとれます。
◯JREカードがおすすめな人
- 駅ビルで買い物をする機会が多い
- Suicaチャージをよく利用する
- 新幹線には年数回〜月数回程度乗る
- 年会費1万円以上のゴールドカードは不要
駅ビルを頻繁に利用し、Suicaも活用している方なら、JREカードのポイント還元は他のビューカード以上に実用的だと感じます。
新幹線利用が多い方はビューカードゴールドも検討を
もしあなたが新幹線を月に複数回利用するヘビーユーザーであれば、ビューカードゴールドの利用も検討する価値があります。
ビューカードゴールドは、JR東日本が発行する年会費11,000円(税込)のゴールドカードです。通常のビューカードの特典に加えて、以下のようなゴールドカード限定特典が用意されています。
- VIEWプラス還元率:JRきっぷ予約・モバイルSuicaグリーン券購入時は8%還元、定期券購入時は4%還元
- 国内・海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
- 東京駅構内の「ビューゴールドラウンジ」が利用可能
- 毎年JREポイントが5,000ポイントもらえる ※利用金額が100万円以上の場合
例えば、えきねっとで年間40万円分の新幹線きっぷを予約・決済した場合:
- 40万円 × 8% = 32,000ポイント獲得
同じ利用額でも、JREカードや他のビューカード(還元率3%)なら12,000ポイントのところ、ビューカードゴールドでは32,000ポイントと、年間2万円分の差が出ます。
「駅ビルの3.5%還元」を重視するならJREカード、「新幹線利用での高還元・付帯特典」を重視するならビューカードゴールド、と用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
まとめ
JREカードは、新幹線代を直接割引するカードではありませんが、えきねっと・モバイルSuicaでの3.0%還元、Suicaチャージ時の1.5%還元、そして駅ビルでの3.5%高還元を活用することで、実質的に交通費や日常の買い物費用を節約できるカードです。他のビューカードと比べても駅ビルでの高還元が際立っており、日常使いと新幹線利用の両方でポイントが貯められる点が大きな魅力です。
私も普段からJREカードを使ってSuicaチャージや駅ビルの買い物でポイントを貯めています。新幹線代を少しでもお得にしたい方、駅ビルを利用する機会が多い方は、ぜひJREカードを検討してみてください!