えきねっと(新幹線eチケット)は、交通系ICを登録しておけばチケットレスで改札を通れます。
また、駅で紙のきっぷとして受け取って乗車することも可能です(紙受け取り後は扱いが変わり、割引商品では変更不可になるものがあります)。本記事では、会員登録から予約・座席指定・支払い・IC乗車・紙受け取り・変更・払戻まで、流れと注意点をまとめます。
※画像や名称は今後変わることがあります。最新の表示・条件は予約時の公式画面で確認してください。
まずは結論
えきねっとはIC登録でチケットレス乗車ができます。必要なら駅で紙のきっぷを受け取って乗車も可能ですが、発券後はWeb変更ができなくなり、割引は一切変更不可のものがあります。購入期限と変更可否を先に確認し、予定が動きそうなら発券前のままが安全です。
この記事でわかること
- 新幹線eチケット(チケットレス)の予約手順
- 座席・人数指定、同行者の扱い、IC利用設定のコツ
- 紙で受け取る場合の注意点(特に割引商品の変更可否)
- よくある失敗と対処・FAQ
事前準備
予約前に3つだけ整えておくとスムーズです。会員登録、支払い方法、IC登録。この3点が済んでいれば、検索から確定まで一気に進めます。
- 会員登録
- 支払い方法の登録
- IC登録(同行者の方針も決める)
予約手順(チケットレス/新幹線eチケット)
この章のスクショはチケットレス(新幹線eチケット)の例です。乗車方法は次の2通りです。
・ICでそのまま乗車(受け取り不要)
・駅で紙のきっぷを発券して乗車(発券後はWeb変更不可、割引は一切変更不可のものあり)
STEP1:区間・日時を検索
- 乗車日・区間・人数を入力して検索
- 割引は席数・設定区間が限定。空席があっても割引自体が表示されない日や便がある

STEP2:列車を選ぶ(割引の有無を確認)
- 便ごとに表示される価格・割引の有無を確認
- 変更しやすさが必要なら、割引の条件(購入期限・変更可否)をチェック

STEP3:座席・人数を指定
- 座席種別(普通車/グリーン等)、号車・席位置の指定

STEP4:支払い方法を選ぶ
- 支払い方法を選ぶ(クレジットカード推奨)
- 予約者名・メール・行程を最終確認して確定
- 一部の支払い方法や割引は支払い後にWeb変更が制限されることがある
- 予約番号(受取番号)は控えておく
STEP5:乗車方法の最終設定(予約後に行う)
- 予約一覧 → 対象予約 → 「乗車方法の設定」「受取方法の設定」等のメニューへ
- ICで入場して乗車するか、駅で紙のきっぷを受け取って乗車するかを最終確定
- 出発直前は設定や操作ができない時間帯があるため、前日までに完了しておくのが安全
紙で受け取る場合
eチケットの予約でも、駅で紙のきっぷを発券して乗車できます。発券すると扱いが変わるため、変更の可能性がある場合は発券前に最終判断をしましょう。
- 発券後はWeb変更不可/制限
- 割引(トクだ値など)は発券後一切変更不可
- 紙が必要な人がいるときは予約を分けると安全

変更・払い戻しの基本
状態 | 変更 | 払戻 | 注意点 |
---|---|---|---|
発券前(チケットレス) | 商品条件内でWeb変更可のものあり | 手数料あり | 深夜メンテ時間帯に注意 |
発券後(紙) | Web変更不可。駅での手続きのみ | 手数料あり | 割引は変更不可が多い |
割引(トクだ値)を紙で発券後 | 変更不可 | 払戻のみ(手数料) | 取り直しが前提 |

家族・同行者の予約でつまずきやすい点
- 同行者がICを使わない → その人だけ紙受け取りにする、あるいは予約を分ける
- 隣席希望 → 早めの座席選択で同一号車・近接席を確保
- 子ども運賃 → 年齢区分を確認。入力ミスは改札トラブルのもと

よくある失敗と対処
チケットレスで買った後に紙へ切り替えられる?-
駅で紙を発券して乗車自体はできます。ただし発券後はWeb変更不可、割引は一切変更不可です。
同行者がICを持っていない-
その人だけ紙受け取りにするか、予約を分けます。
まとめ
えきねっとはチケットレスが基本で、紙での乗車も選べます。割引は購入期限と変更可否を先に確認。予定が動きそうなら発券前のままにして、出発直前に最終決定するのが安全です。